1月14日に上記記事を書いたのですが、診療科名への「睡眠障害」追加決まったようです。
今年改定予定のICD-11でも睡眠障害が独立するようです。AIさんに聞いたICD-11の睡眠障害は下記の通りです。
- 不眠障害群 (7A00-7A0Z)
主に眠りにつくことや、眠り続けることが困難な状態を指します。
7A00: 慢性不眠障害 (Chronic insomnia)
7A01: 短期不眠障害 (Short-term insomnia) - 過眠障害群 (7A20-7A2Z)
日中に強い眠気に襲われる状態です。
7A20: ナルコレプシー 1型 (Narcolepsy type 1)
7A21: ナルコレプシー 2型 (Narcolepsy type 2)
7A22: 特発性過眠症 (Idiopathic hypersomnia)
7A23: クライネ・レビン症候群 (Kleine-Levin syndrome) - 睡眠関連呼吸障害群 (7A40-7A4Z)
睡眠中の呼吸の異常に関連する障害です。
7A40: 閉塞性睡眠時無呼吸 (Obstructive sleep apnoea)
7A41: 中枢性睡眠時無呼吸 (Central sleep apnoea)
7A42: 睡眠関連低換気障害 (Sleep-related hypoventilation disorders) - 概日リズム睡眠・覚醒障害群 (7A60-7A6Z)
体内時計と社会生活のリズムがずれる障害です。
7A60: 睡眠・覚醒相後退障害 (Delayed sleep-wake phase disorder)
7A61: 睡眠・覚醒相前進障害 (Advanced sleep-wake phase disorder)
7A64: 交代勤務タイプ (Shift work type)
7A65: 時差症(ジェットラグ)タイプ (Jet lag type) - 睡眠関連運動障害群 (7A80-7A8Z)
睡眠中やその前後に体が動いてしまう障害です。
7A80: むずむず脚症候群 (Restless legs syndrome)
7A81: 周期性肢体運動障害 (Periodic limb movement disorder)
7A82: 睡眠関連脚つり (Sleep-related leg cramps) - パラソムニア群 (7B00-7B0Z)
睡眠中に起こる異常な行動や体験(睡眠時随伴症)です。
7B00: ノンレム(NREM)睡眠からの覚醒障害 (Disorders of arousal from non-REM sleep)
7B00.0: 錯乱性覚醒 (Confusional arousals)
7B00.1: 睡眠時遊行症(眠り歩き) (Sleepwalking)
7B01: レム(REM)睡眠に関連するパラソムニア
7B01.0: レム睡眠行動障害 (REM sleep behaviour disorder)
7B01.2: 悪夢障害 (Nightmare disorder)
睡眠障害はうつ病や不安症などの精神疾患、あるいは心血管疾患などの身体疾患と高頻度で併存します。独立した分野となることで、精神科医が睡眠問題の治療に介入しなくなったり、逆に内科医が精神的背景を見落としたりするリスクが懸念されています。
2025年度の日本睡眠学会第49回定期学術集会の「プログラム・抄録集」を読んでいると、睡眠障害が独立することで、精神疾患とからめて、自立支援医療や障害者手帳、障害年金などを受けている方への影響について懸念されている先生もおられるようです。
自立支援医療や障害者手帳、障害年金などへの影響はないという方も多くいらっしゃいます。少なくとも、現在これらを受けている方は影響がないのではないか、、、と、私は感じています。
では。