大阪府のギャンブル依存症啓発動画「ギャン太郎」。
公開停止になる前に見ることができたんだけど、率直に言えば「とてもひどい内容」でした。誰しも病気になりたくてなった訳ではなく、病気に簡単に勝てれば苦労しません。
大阪府の公募結果を見てみると、「株式会社 博報堂プロダクツ 関西支社」さんが6,878,850円(消費税込)で選定されているんだけど、この炎上騒ぎって「専門家の監修」などで防ぐことができたんじゃないかなぁと思っています。
https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/113351/gijiyoushi.pdf
さて、ウチは、過眠症患者や家族の支援団体なのですが、「昼間眠たい症状がある」→「怠けている」「生活態度がなっていない」と言われる偏見が怖いです。
「ナルコレプシー」「特発性過眠症」「反復性過眠症」ほか過眠症状を呈する病気の症状に対して、「怠けている」「夜更かしとかしてるんじゃないの」という偏見が一部であるのは事実で、なかなか理解が進んでいません。特に日本社会では「睡眠時間を削ってまで○○する」というのが美化されやすい風潮があるんですが、私は逆に「良い睡眠は良いパフォーマンスを出す」と考えています。睡眠時間を削る行為は、総じて良くないと考えています。
学生さんに多い「起立性調節障害」。朝起きられないという症状もそうです。起きたくても起きられないんだもん。これを「生活態度の問題」などと言われたくないです。
「睡眠不足症候群」はどうなの?という意見も当然あると思います。睡眠不足症候群は、慢性的な睡眠不足が原因とされていますが、その慢性的な睡眠不足が「遊び等での夜更かし」なら本人に帰責性があるかもしれないです。だけど、仕事や学業で睡眠不足が続いているとしたら、それは社会的原因と言わざるを得ないです。
人によって適正睡眠時間は異なります。もちろん、睡眠の深さによっても左右されます。10時間寝ても足りない人もいれば、6時間未満で足りる人もいます。長時間の睡眠が必要な人を「ロングスリーパー」と言いますが、それだけの睡眠が必要なんです。
どの病気でも同じです。病気への偏見が少なくなっていけば良いなと考えています。